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2018.05.16 | Bespoke

Bespoke Jacket パルテンツァ大阪

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こんにちは。
パルテンツァ大阪店の岩元でございます。

本町を行きかうビジネスマンの方々はいよいよクールビズスタイルで闊歩される方が増えてきましたね!
私どもはクールビズとは無縁の世界におりますのでどれだけ暑い夏でも絶対にジャケットは着用しております。
大阪の蒸し暑い夏はアパレルマン根性で乗り切ります。笑

さて前回のブログで5月1日から大阪店でのビスポークの受注開始をご案内させていただきました。
そして今回はさっそくビスポークでのご注文を頂戴しましたM様のお仕立ての過程を当ブログにて順を追ってご紹介していければと思います。
私の様な駆け出しの職人にご注文をくださるということに対し、私は全力を以ってお応えしなければと思う次第でございます。

今回御注文を頂きましたのはロロピアーナの生地を使用したジャケットでございます。
何とも美しい色です。

オーダースーツ生地、ロロピアーナ

ご要望としては軽く柔らかい仕立にしてほしいとのこと。
この生地だと仕上がりはイメージに近い仕上がりになるかと思います。

私は既製の毛芯は使いません。
イメージする柔らかさや胸のボリュームの出し方などを形にしやすいかなと。
既成の毛芯でもうまく使用すれば出来上がりの雰囲気は大きくは変わらないかと思いますが、そこはささやかな私のこだわりです。

左から
エラス芯(上衿に使用します)
毛芯(身頃の中に据えます)
バス芯(台芯の増し芯として据えます)

オーダースーツの記事の種類

ちなみに使用するバスは本バスではなく柔らかくも適度に緯方向にハリのあるものを使用しています。
これらの材料を切り出してジャケットの骨となる芯を作っていきます。

この次の工程はまた次回ご紹介いたします。

ちょっと話はそれますが、店頭に既にコート用の生地をいくつかご用意いたしました。
カシミヤ、ウール、エスコリアルウールなどの素晴らしい生地です。
MTMでもBespokeでもどちらでもお誂え可能でございます。
このキャメルカラ―のカシミヤ、自分用にも欲しいです、、、

オーダースーツのカシミヤ生地

オーダースーツのウール生地

オーダースーツのエスコリアルウール生地

まだ夏本番も来ていないのにと思われるかもしれませんが、特にコートは季節の来るよりも前に前に取り掛からないとシーズン本番になってからの御注文では遅いですからね!
またコートのオーダーはいつから開始されますか?というお問い合わせをいくつかいただいたこともありましたが、パルテンツァでは全店で通年御注文が可能です。
少し気は早いですがいかがでしょうか。

本日もここまでご覧頂きまことにありがとうございました。
次回はBespokeの製作過程と春夏のサンプル品を御紹介したいと思います。

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オーダースーツ新調の流れについて

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