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2022.07.29 | スーツの雑学

ミユキの超撥水加工

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皆さんこんにちは。

 

ミユキクラフツスーツ日本橋店がお送りする、

スーツの豆知識ブログでございます。

 

最近は梅雨が逆戻りしてきて

ジメジメ、暑暑な毎日で筆者は夏バテ気味になっております…。

 

 

ですが、仕事は勿論、ブログを綴る元気も有り余っております。

 

 

そして、皆様にとってきな知識を今日もお持ちしました。

 

 

今回のテーマは

「ミユキの超撥水加工 C-zero」

 

についてご紹介していきたいと思います。

 

 

撥水加工とは

早速、内容に入っていきたいと思いますが

皆様、撥水加工はご存知でしょうか?

 

 

水を弾く加工でございます。

 

最近では、量販店様も撥水加工などの特殊加工をセールスポイントに出されているところを多く見かけます。

 

 

また、防水加工とは区別されております。

 

簡単にご説明しますと

 

・撥水加工は生地に撥水基という水と生地の間に突起物の様なものを作り浸透率を下げる加工です。

・防水加工は生地の織り目の隙間を埋めるようなコーティングを施すことにより、水の通り抜けを防ぐ加工です。

 

なかなか、一回聞いただけでは理解が難しいような区別をされていますね。

実際、私も一回聞いただけでは理解できなかったことはここだけの話…。

 

 

C-zero

さて、テーマになっているミユキのC-zero加工というのはどういうものなのかを本章でお伝えしていきます。

 

 

要点を述べますと

 

・フッ素フリーの撥水加工

・環境、人体への影響がない物質を使用まさにサステイナブル

・驚異の耐久性

・風合い補完

 

 

と言った特徴を兼ね備えた撥水加工でございます。

 

 

従来の撥水加工ではフッ素フリーにするとどうしても耐久性が下がってしまう。撥水性が弱いなどといった痛手がありましたが、そんなお悩みを解決する加工です。

 

 

撥水力は最高値の「5級」であり、

ドライクリーニングを10回行っても「3級」を維持しております。

 

 

手洗いでも「3級」まで下がってしまうものが

ドライクリーニングという生地が受けるダメージが多い行為10回重ねても

撥水力の低下が少ないのであります。

 

 

(通常、ドライクリーニング後は2級まで落ちます。)

参考文献:一般法人カケンセンター 撥水試験

 

 

また、加工力が強いにもかかわらず、

生地の風合いはそのままというなんと優秀な加工でしょうか。

 

 

デメリット

危ないところでした。

メリットだけを紹介するところでした。

 

こちらの加工、しっかりデメリットもございます。

 

それは、撥油性はありません

 

 

油を弾く性質を持つフッ素を用いていないというのが

原因でございます。

 

 

 

おわりに

いかがでしたでしょうか。

ミユキが誇る技術である超撥水加工。

 

詳しくは当店ご来店後、担当より生地ご紹介と同時にお話しさせていただきます。

 

 

こんな天候が安定しない日常に

撥水というなの安心材料を皆様にお届けできますように…。

 

 

ブログを最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

ミユキのミサキでした。

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