MIYUKI Journal

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Vol.9 MIYUKI CRAFTS SUITS - 札幌店について –

MIYUKI CRAFTS SUITS 札幌店の黒山店長と、広報グループ小森さんが、札幌店についての対談をしました。

小森:今日は、MIYUKI CRAFTS SUITS(以下MCS)札幌店の店長である黒山さんに色々お話を伺います。黒山店長の事、またお店の紹介など、お話をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。

黒山:はい、よろしくお願いします。

小森:今回初めて札幌店にお邪魔したのですが、緑の多い大通り沿いで景色も良く、とても気持ちの良い立地ですね。

黒山:そうですね、ちょうど大通りの向かいに三岸好太郎美術館、知事公館、あと近代美術館と並んでいる場所になります。この辺りはジョギングする方、犬のお散歩される方など、皆さん憩いの場所といった感じで使われています。エゾリスなんかもよく出てきたりします。

小森:天然のエゾリスがいるんですか!本当に自然豊かな場所なんですね。

黒山:そうなんですよ。

小森:こちらの店舗はとてもエレガントな雰囲気ですね。通りに面してガラス張りでとても開放的な作りになっていますが、お店のコンセプトや黒山店長が普段から心がけていることはありますか?

黒山:この立地や環境もそうなのですが、やはりこの場所に合った雰囲気で周辺になじむようなお店にしよう、という所を心がけてます。

小森:店内にも多くのグリーンを飾っていて周辺にも馴染んでいますね。

黒山店長はMCS 以前のお店である旧パルテンツァの時代も含め、お店では何年ほど勤めてらっしゃるんですか?

黒山:こちらの店舗が2016年にパルテンツァとしてオープンしまして、私が翌年の2017年から店長をしていますので、ちょうど勤めて6年半位になります。

小森:黒山店長は元々服がお好きだったのですか?

黒山:はい、洋服は元々好きですね。オーダースーツってどんな感じなのかな?という興味がありましたので、御幸毛織に勤める前にも、オーダースーツのお店で4年程勤務していました。

小森:実際にオーダースーツの世界に飛び込んでみて楽しかったことや大変だったことはありますか?

黒山:大変だったことが多いですね。オーダーと言ってもフルオーダーやパターンオーダーなど色々あると思いますが、イージーオーダーはこんなにたくさんの補正の箇所があるのか、という事を最初は知らなかったので、すごく難しいと感じました。今も勉強中なんですけどね。色々な補正やオプションを組み合わせながら、でも組み合わせすぎてもダメですし、そういったバランスなどもすごく難しいです。

大変な事もありますが、オーダーが出来上がってお客様にお渡しする時に、すごく喜んでいただいたり感動していただいたりした時が一番嬉しいですし、楽しいなと思いますね。

小森:リピートでお店に通ってくださるお客様もいらっしゃるんですか?

黒山:そうですね、特に初めてオーダーを作られる方には本当に感動していただいています。そういった方は必ず2回目も来ていただけるので、やりがいも感じますし、すごく嬉しいですね。

小森:それは嬉しいですね。

今、お客様の話が出ましたが、こちらの札幌店のお客様はどのような方が多いのでしょうか?

黒山:お医者様、自営業の方、会社役員の方、またサラリーマンの方、公務員の方など結構幅が広いと思います。年齢は20代から40~50代までいらっしゃいます。

近隣にマンションが多く、道外からの転勤族の方など多く住んでいらして、「お店が近くなので来ました」といったお散歩がてらに来ていただく方などもいらっしゃいます。

小森:幅広いお客様が来てくださるのですね。お客様はお店のどのようなところを気に入って来てくださると思いますか?

黒山:新規のお客様はまずじっくりお話を伺うということに力を入れています。とにかくお客様の話をきちんと伺い、お客さまの気持ちや思いなどをなるべく全部把握するようにしています。そこに私の提案をプラスして織り交ぜ、1着を作り上げていくという感じですね。

いかにお話を伺うか、がとても大事で、思いがすれ違わないように作り上げていきますとお客さまとの信頼関係も生まれてきます。2回目以降ご来店いただいた時には「全部コーディネートも含めてまるっと黒山さんにお任せします」といったお客様もいらっしゃいます。

裏地からボタンまで全部お任せで、といったお客様も多いですね。

お洋服の話だけではなく、色々なお話も伺うよう心がけていますので、そういった部分も気に入ってくださり、信用してリピートして来ていただけるんじゃないかなと思います。

小森:黒山店長のお人柄と信頼関係の賜物ですね。

黒山:信頼関係はとても大事ですよね。

小森:札幌店の今後の目標がございましたら教えてください。

黒山:そうですね、お客様へコートやジャケットを紹介していきたいですね。色々な形で発信したいと思っていますが、コートやジャケットというのは縫製してくださる小樽工場と連携して、北海道のオーダーをもっともっと知ってもらい、ファクトリーオーダーブランド「COTARU(コタル)」ももっと広めていきたいなと思っています。

また、オーダー初体験の方にもオーダーの魅力をもっともっと知っていただいて、感動していただける洋服を提供していきたいなと思っています。

小森:ありがとうございます。お店に来たいと思った方は、どのように予約をしたらいいですか?

黒山:Web のホームページからご予約ができます。ぜひホームページのShopから札幌店のご予約をしていただければと思います。

小森:ありがとうございます。

黒山:ぜひミユキクラフツスーツ札幌店へのご来店、心よりお待ち申し上げております。

ありがとうございました。

小森:黒山店長、ありがとうございました。

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