皆さんこんにちは。
ミユキ クラフツ・スーツ日本橋店がお送りする、スーツの豆知識ブログでございます。
皆様は高速道路に乗る時はETCを使いますでしょうか?
それとも、現金でお支払いして通過しますでしょうか?
実は、今回のテーマである
スーツのデザインである、
「チェンジポケット」
これに非常に関係する質問でございました。
今回もスーツの知識を深めていただけるよう楽しんでご覧ください。
チェンジポケットは利便性でつけられた
題名で結論は言ってしまいましたが、チェンジポケットは利便性でつけられました。
というのも、昔は車も自転車もありません。
交通の便で使われていたのは“お馬さん”です。馬に乗って移動していました。
そして、今でいうETCである料金所が乗馬用の道には存在していた訳です。
料金所を通る時に小銭を払います。しかし、パッと手軽に取り出しできるポケットがない!
そんな悩みを解決したのがチェンジポケットということです。
ちなみに、チェンジポケットというのは和製英語との話もあり、英語ではチケットポケットと呼ばれます。
(コインだけでなくチケットも出し入れしていたからであります。)
チェンジポケット(チケットポケット)はイギリスのディテール?
イギリスのスーツを代表するデザインと語られることが多いチェンジポケット仕様ですが、他の国のスーツでも多く見受けられます。
チェンジポケットは昔は機能面での使い勝手の良さから生まれたものではありますが、乗馬の機会がめっきり減っており、今日では、デザインという意味合いになってしまっているのが現状であります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回のブログではスーツのデザインである「チェンジポケット(チケットポケット)」についてお話ししました。
スーツは一つ一つのパーツに歴史があり着る歴史の教科書といっても過言ではないのでしょうか?
それゆえ、他の洋服ではないような面白さがあるのだと思います。
それでは、次回のブログでお会いしましょう。
以上、
ミユキのミサキでした。